エシカルフード
アクションスコア
持続可能な社会を実現するために、より良い消費行動とはなんでしょうか。それは、「毎日の食、毎日の買い物から、エシカルを考えてみる。”ちょっといいもの”を選ぶ目をもつ生活者になる。」ことだと私たちは考えています。
それぞれの生活にあった“ちょっといいもの”を選ぶこと。ひとりひとりの小さなこういったアクションがやがて大きなソーシャルインパクトになることを信じています。そのよりよい消費行動の指標となることを目指していくために、「エシカルフードアクションスコア」を新たに立ち上げ、未来につながる食の循環につながっていくことに貢献します。
アクションスコアとは
現在、世の中にエシカルフードの明確な定義や基準がなく、どの食品がエシカルなのかが分かりづらい状況です。
いつも利用するお店で購入する食品にもエシカルフードがあり、どの食品がエシカルなのかをお知らせするために、
私たちはエシカルフードの「定義」および「基準」をゼロから策定し、「エシカルフード基準」を作りました。
生活者は、「エシカルフード基準」に沿った食品を購入すると、「エシカルフードアクションスコア」が付与されます。「エシカルフード基準」は、透明性、公共性、公平性を大切にしながら、有識者・食品メーカー・流通の皆さまと対話を重ねて作りました。「エシカルフードアクションスコア」によって、環境、人、社会、動物に配慮をしたよりよい消費の選択の指標となることにチャレンジします。
アクションスコアに
向けてのステップ
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1.「定義セッション」の実施:2021年3月
「持続可能な社会の実現に向け、みんながよりよい“食”に関する選択ができるための基準(エシカルフードの定義)とは?」をテーマに多様な観点を洗い出すセッションを有識者12名で行いました。
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2.「基準セッション」の実施:
2021年7月~2022年1月「定義セッション」の結果を踏まえて、エシカルフードとして大切にしたい観点を具体化し、その観点について有識者や世界でエシカル消費をリードするイギリスの非営利団体“Ethical Consumer Research Association”と対話をし、「エシカルフード基準」に必要な項目と、各項目に対しての基準を決定しました。
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3.「しきい値セッション」の実施:
2022年2月有識者、食品メーカー、流通の皆さまが対話し、「基準セッション」で決定した各項目とその基準について、どの程度満たしていればエシカルフードとして推薦するのか、そのしきい値を決定しました。
今後は食品メーカーが、自社商品に対し、エシカルフード基準に沿って採点を行い、その採点情報をもとに、エシカルフードの商品データベースを作成していきます。商品データベースをもとに、生活者が「エシカルフードアクションスコア」を見ることができる仕組みを作っていく予定です。
こちら
「Ⅴみんなのエシカルフードラボ」では、「エシカルフードアクションスコア」の立ち上げにご協力いただける食品メーカーを募集中です。ご興味をお持ちいただけましたら、下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。詳細をご案内させていただきます。
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