毎日は、小さな選択の積み重ね
一人一人の行動はささやかでも、
集まれば大きなパワーが生まれます
たとえば、ピザのトッピングだってそう
あなたが選んだ食材は、
持続可能な社会につながるもの?
どんな時だって、未来を選ぼう。
今日の食卓、あなたの選択には、
未来を変える力がある
一人一人の行動はささやかでも、
集まれば大きなパワーが生まれます
たとえば、ピザのトッピングだってそう
あなたが選んだ食材は、
持続可能な社会につながるもの?
どんな時だって、未来を選ぼう。
今日の食卓、あなたの選択には、
未来を変える力がある
「Tカードみんなのエシカルフードラボ」は2022年9月15日(木)、東京・神楽坂の【CRAZY PIZZA】にて、食べて学べるエシカルフードイベント、『Hello, Ethical 未来が変わるピザ屋さん』を開催しました。ラボのコアメンバーで本イベント企画チームのひとり、佐々木ひろこがレポートします。
SUMMARY
概要
“未来につながる食の循環をみんなでつくる”をミッションに、2021年春より活動をスタートさせた「Tカードみんなのエシカルフードラボ」。私たちは12人の有識者や多くの食品メーカー、流通企業とともに約1年半にわたり、日本初となるエシカルフードの「定義」から「基準」づくりを目指し対話を重ねてきました。今回の体験型イベントは、完成したこの基準をベースに今後促進したいエシカルフードアクションに向け、メディアの皆様への情報共有の一環として開催したものです。
ピザは、肉や魚、野菜などさまざまな食材がトッピングされ、レストランから宅配、スーパーやコンビニで買える冷凍食品までと、多くの人にとって身近なお料理です。このピザの特性を活かし、「エシカルなアクションは誰にでも起こせる」ということを、「選択」をポイントに体感いただけるようイベントを組み立てました。料理のプロデュースは、イタリア料理の名店【ドンブラボー】【CRAZY PIZZA】の平雅一シェフと、ラボメンバーでありサステナビリティに明るい食プロデューサーとしても活躍中の森枝幹シェフです。
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ドンブラボー、CRAZY PIZZA
オーナーシェフ平 雅一 -
CHOMPOO
プロデューサー森枝 幹
参加者の皆さんにはイベントご案内時に、8種類のメイン食材(企業評価・フード評価ともエシカルフード基準を満たしたもの)をお伝えし、どのピザを食べたいかを選んでいただきました。
すべてのピザを見る
そして当日、サーブされたピザBOXを開けると、蓋の裏に“どんな未来につながる食材を「選択」したのか”という種明かしがあるという仕組みです。同時に、選んだ食材やドリンクなどがなぜエシカルなのかを、エシカルフード基準に照らして説明したカードも添えました。
たとえば「磯沼ミルクファームのヤングビーフソーセージピザ タリアータ風」は、“動物の幸せで健康的な生活を支えるピザ”! 種明かしを楽しみながら、焼き立てのピザを召し上がっていただきました。
INTRODUCING TOPPING
トッピングの紹介
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01FIP 江戸前瞬〆スズキの
サルディーニャ風ピザ▼“海の未来をつくるピザ”クリアな食味のスズキをベースにアンチョビとキハダマグロのブレザオラの複雑な旨味を重ね、ネギの香ばしさをアクセントに仕上げました。あっさりとした味わいを楽しめる、大人のピザです。 -
02平飼い鶏 土佐ジローと
ジャガイモの黄金コンビピザ▼“動物の幸せで
健康的な生活を支えるピザ”イタリアの定番、鶏肉+ジャガイモ+ローズマリーのゴールデンコンビをピザに仕立て、レモンのスライスをたくさんのせました。鶏肉のほどよい食感と豊かな風味をお楽しみください。 -
03北海道 放牧豚の
大人のマヨコーンピザ▼“動物の幸せで健康的な生活を
支えるピザ”オーガニックマヨネーズと自家製焼肉ソースを使った【CRAZY PIZZA】の大人気メニュー「大人のマヨコーン」。旨味が凝縮した豚肉ソーセージをたっぷり使いました。
EVENT REPORT
イベントの様子
【CRAZY PIZZA】神楽坂店が、この日は『Hello, Ethical 未来が変わるピザ屋さん』に模様替え。ポスター写真は、当日おいしいピザを焼いてくれた神楽坂店の柴田正幸シェフも一緒です。
【CRAZY PIZZA】のピザは、生地を練る際には水ではなく、取引のあるチーズ工房さんのホエー(乳清)を使用しています。チーズ作りの副産物であるホエーを使うことで、食品ロスを削減しつつ、生地の旨味をアップさせるというメリットもあるのです。
ひとつひとつ、ていねいにピザを仕上げます。今回は事前にオーダーをいただき仕入れを調整し、また食べきれなかったピザは(当日中のお召し上がりをお約束のうえ)お持ち帰りいただくことで、イベントでの食品ロスをほぼなくすことができました。
イベント用のピザ箱やステッカー、食材説明カードはチーム一同、かなり力を入れて作ったクリエイティブツール。セットで写真を撮られる方が多数いらっしゃり、密かに(笑)うれしく思いました。
まずは「Tカードみんなのエシカルフードラボ」のラボリーダー、CCCMKホールディングスの瀧田希さんから、今回のイベント開催にあたってのご挨拶とエシカルフード基準策定の経緯、そして完成のご報告をさせていただきました。
続いて平シェフ、森枝シェフ、そして佐々木によるトークセッションです。ピザのトッピング食材や関連の社会課題について、またシェフの立場でのエシカルに対する取り組み方、エシカル食材を使った美味しさの追求などをテーマにお話しました。実は平シェフも森枝シェフも、私がふだん一緒に活動しているChefs for the Blueのチームメンバー。お互いの考えをよく理解している間柄とあって、自然とトークもはずみました。
Q&Aセッションでは、参加者の皆様から多くの質問をいただきました。ラボ運営の趣旨説明やエシカルフード基準策定のうえで難しかった点、私たちが目指したい食の未来など、4部の回それぞれで話の広がり方はさまざまでしたが、毎回大いに盛り上がりました。
イベントは大成功!
ご参加くださったみなさま、
ありがとうございました!!
ご参加くださったみなさま、
ありがとうございました!!
VOICE
お客様の声
エシカルフードの意義について改めて考える機会に。
これから、食材を見るとき、エシカルかどうかという視点も大切になってくるのかな。
これから、食材を見るとき、エシカルかどうかという視点も大切になってくるのかな。
自分たちが食べているものがどのように作られて、どのように循環されているか、商品ごとに明確になっていると、
もっとエシカルが現実的で身近なことになるのではと感じます。
もっとエシカルが現実的で身近なことになるのではと感じます。
学びの大きな、貴重なイベントでした。1日限りと言わずレギュラー化してほしい。
どれもとても美味しくて、素材のバックグラウンドなど興味津々でした!
「食べられる」というのがよい入口になると思いました。
「食べられる」というのがよい入口になると思いました。